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その日、乾有彦は課題を取りに夜の校舎を訪れた。
しかし、丁度その時志貴がロアを殺すために校舎の廊下を殺してしまう。
崩れる校舎。
石の雨が降る。
有彦はトラウマに震える中、志貴がロアを殺すところを目撃する。
2度の死の瀬戸際、瓦礫に囲まれた中で見た、二度の他人の死。
1度目は親族が自分のために舌を噛みきって。
2度目は直死の魔眼が転生無限者を。
通常でありえない2度の他人の死を見た有彦は、「既死の魔眼」に覚醒してしまう。
死を感じ取る「既死の魔眼」は、「死」そのものである直死の魔眼に耐えられなかった。
「こっちへ来るなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
有彦は、一生志貴と友人でいると決めた。
有彦は、それを自らやぶってしまった。
だから決めた。
一言謝るために、もう一度会うために。
有彦は非日常の世界に足を踏み入れる。
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「遠野は、俺にとって日常そのものだった。だからあいつを拒絶した日、俺が『こっちの世界』に足を突っ込んだのは、至極当然なことだと思う」
「今まで世話ばかりかけちまった。すまない」
本編における主人公。
2度の落盤事故を経験し、その時に目の前にて他人が死ぬところを目撃することで、「既死の魔眼」に目覚めてしまう。
卒業式の日、とあるきっかけでシエルのかけた暗示がとけ、有彦は志貴を拒絶する。
もう一度志貴に会うために、彼は色々な「裏の世界」を周り、とある人形師の工房を訪れることになる。
本編では煙草を吸う。
秋葉から持たされた刀崎によって創られた刀を持って戦う。
「助けるさ、お前を。そして俺も死なない」
「今まで世話になった。ありがとう」
ご存知月姫の主人公。
有彦の体に負担をかけないため。
加えて前から決めていた、アルクェイドのために生きるため。
卒業式の翌日、彼は美咲町をあとにした。
「私…、死んじゃうんでしょうか?」
「有彦さんって、ステキな声してますよね」
本編のヒロイン。
未来視で、「自分が死ぬ未来」を見てしまう。
死を感じ取れる有彦とその未来が実現しないよう行動を常にともにする。
「『我が想うただ一人のために』」
「まさか…、この詠唱を幹也以外のために使うことになるとは思わなかった」
本編のヒロイン。
有彦は志貴が一番大切である。
鮮花は幹也が一番大切である。
お互いがそれを分かっているから…、むしろ二人の距離は少しづつ詰まっていく。
「背骨が折れてもかまわない。今一度だけ、私に力を戻してください。誰かを殺すためでなく、ただあの人を助けるために」
本編のヒロイン。
「人間なんてラーメンみたいなもんだ。熱いと美味いが冷めたらゴミだ」
それじゃあ、初めから…、他人から冷たく生きることを強要された人間。
そういうふうにしか生きられなかった人間も、ゴミだというのだろうか。
有彦は自分の理論に疑問を持ち、藤乃をそうしたものが気に食わず、何かと藤乃にちょっかいをかけるようになる。
「ラーメンは冷めたらゴミかもしれないけど、カレーは寝かせるとおいしくなるよ」
本編のサブヒロイン(予定)
正ヒロインになるか、サブキャラに格下げか微妙なところ。
進行の度合いによる。
志貴を拒絶したことを後悔し続ける有彦に、羽居ならではの言葉で諭していく。
「あんたといい遠野といい、アキラといい…。遠野の兄貴ってのはそんなにいい男なのかい?」
本編のサブヒロイン(予定)
正ヒロインになるか、サブキャラに格下げか微妙なところ。
進行の度合いによる。
有彦が唯一呼び捨てにする女の娘。
「うん。それでいいよ。私には線が見えないんだから、志貴は私だけ見ればいいよ」
月姫本編の正ヒロイン。
本編はアルクェイドグッド後、歌月、MBを経た後、卒業式にて、志貴が美咲町を去ることとなる。
「兄さんを…、兄さんを返してください!!」
月姫本編裏の正ヒロイン
志貴を探しだす要員の一つとして、有彦を雇う形を取る。
有彦が仕事しないで飯を食えるのはこの人のおかげ。
パトロン。
「胸も膝も貸すつもりはないがね。面白いから見ていてやる」
「なるほど、ヴァロールの魔眼は初めから片目。そのシキという少年に入ったのも片目分…、一部だったということか」
薀蓄キャラ。
恐らく出番はかなり多くなる。
それだけ薀蓄が多いということだろうか…。
公式では一度もえがかれてないと思われる、眼鏡無しの目つきの悪い橙子さんに期待。
翡翠、琥珀、シエル、式、幹也もそれぞれ登場します。
有彦が主人公なのに、一子が出るかどうかは未定(爆
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